無人航空機操縦技能+安全運航管理者 2泊3日で講習をおこないました。操縦技能は座学6時間、実技11時間、座学+実技それぞれテストがございます。そして安全運航管理者は座学3時間(演習含む)とテストで取得可能です。今回は1名の方に受講いただきました。
1日目~3日目の午前中は座学です。
無人航空機操縦技能の座学カリキュラムは2日間かけて7つの科目を学んでいきます。
1日目~2日目の午後は実技です。
午前中の座学で学んだ機体の部品を点検し、プロペラやプロペラーガードの取付け・取外し方法を確認していきます。
初フライト
少し緊張しておられましたが、インストラクターが丁寧に指導するため安心です。
2時間後
だいぶプロポの操作にも慣れてきました。練習コースを右回り→左回り→離陸→着陸の反復練習をおこない1日目の実技が終了します。
屋外実技
屋外飛行はドローン飛行の醍醐味の1つです。高高度から景色を眺める、写真に収めるために講習を受講される方が多いですね。上空は高度130m、長距離は100m超の飛行練習をおこないました。
3日目は安全運航管理者の講習
3日目の午前中は安全運航管理者の講習とテストをおこないます。安全運航管理の意義、無人航空機の利用とリスク、リスクに対する安全管理を学んでいきます。最後にリスクアセスメントシートを用いてディスカッションをおこない、試験に臨みます。個々に違った視点でリスクを洗い出す事ができるので講師も新たなリスクを発見できることがあります。
修了証書授与式
今回は天気にも恵まれスムーズに講習を開催できることが出来ました。受講生の方もお疲れさまでした。
最後に・・・
無人航空機技能操縦と安全運航管理の両方を取得する場合は、コラムの冒頭にも書かれている通り座学テストが2回、実技テストが1回、合計3回のテストがあります。もちろん講義を聞いていれば座学のテスト対策はバッチリです。技能においてもトレーニングを行えば合格できますし、時間も十分にございます。
12月から開始される国家ライセンス制度。国家ライセンスを考えている方も先に民間ライセンスを取得する事によりアドバンテージがあります。
- 講習(学科・技能合わせて) → 6時間で取得可能
- 国家ライセンス制度の開始前に経験値の証明が出来る(ビジネスでドローンを活用するのに有利)
国家ライセンス制度開始後はスクールに通う方が増えると予想されます。当スクールで年末まで、または年明け早々に民間ライセンスを取得する事によりライセンスの移行がスムーズに進むのではないかと考えています。
皆様のお役に立てれば幸いです。今回のコラムをお読みいただき有難うございました。