今回は無人航空機操縦技能の1泊2日コースです。こちらのコースは座学6時間+実技11時間、そして修了試験(座学+実技)で取得可能です。3名の方に受講して頂きました。
今回の「講習風景&コラム」は、受講生様と講師がどんな感じで講習をおこなっているか?を紹介したいと思います。
それではどうぞ!
実技 整備点検
点検では機体の確認から始まります。フレーム・モーター・ジンバル等の外観を確認しプロペラとプロペラガードの取付け方法を学んでいきます。
実技講習で使用する機体はDJI PHANTOM4、Mavic2proの2種類です。プロペラガードの取付け、外しがみなさん最初に苦労します。最初で最後の難関と言っても過言ではありません!? しかし、コツをマスターすれば簡単です!
実技 基本操作
プロポ(送信機)を使ってドローンを操縦します。初めての方はドキドキするパートではないでしょうか。リラックスしてプロポの操作とドローン操縦の基礎を覚えて下さい。
スロットル→エルロン→エレベーター→ラダーといった動きを練習します。プロポのスティック操作で瞬時にドローンが反応します。思ってたよりも反応速度が速いと思いますよ。
ホームポジション離陸させ、10m先の着陸地点にドローンを着陸させます。成功すると楽しさが次のフェーズに入りますよ♪
実技 フライト
屋内のコースでミッションをクリアしていきます。スロットル、エルロン、ラダーなどの操作でドローンを飛行させます。離発着までひと通り練習していきます。
実技 夜間飛行
夜間飛行ではビジョンポジショニングシステムが正常に作動せず、ホバリング時から機体が不安定になります。また屋内ということでGPSの受信も出来ません。様々な悪条件下が重なったときにドローンがどんな動きをするか?を学びます。
実技 高度上昇と長距離着陸
屋外練習場の実技では、150m以下まで機体を上昇させることができます。今回は風速が0m/s(風速計)だったため130mまで機体を上昇させました。100m程度になると目視では機体が向いている方向が分からなくなります。プロポのモニターでカメラの方向と距離を確認します。その他、離陸地点と着陸地点の距離およそ130mをフライトして離発着する訓練を実施しました。
実技 物件投下
飛行中のドローンから物件を投下するためには、国土交通大臣の承認が必要です。許可・承認を得るには5回以上の物件投下の実績を有し、物件投下の前後で安定した機体の姿勢制御が出来る事とあります。当スクールで5回以上の実績を有することが可能です。
物件投下の訓練中に未来のドローンパイロット!?が見学に来て下さいました♪
実技 目視外飛行
目視外飛行は目視内飛行と全く違った操縦感覚となります。操縦者が手元で確認できる映像は常にドローンが正面を向いている状態のため、進行方向や操作は慣れやすいですが障害物との距離やスピードを把握しずらい点が挙げられます。
今回の「講習風景&コラム」は、受講生様と講師がどんな感じで講習をおこなっているか?を紹介しました。試験の様子は次回ご紹介したいと思います。
修了証書授与式
今回は気温が高く、暑い中での講習でしたが、受講生の皆様方の協力もありまして無事に全員合格で講習を終えることが出来ました。このコラムを通じてお礼申し上げます。有難うございました。
当スクールは夏季講習の期間、熱中症予防として1時間毎の適度な休憩とネッククーラー、かき氷を準備しております。実技講習は暑いですが1日の疲れを天然温泉とご好評いただいている食事でゆっくりと癒して下さればと思います。講師一同皆様のお問合せをお待ちしております。